バイク保険料の相場について

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バイクの任意保険の相場

バイクに乗る人が自賠責保険に必ず加入しなければならないことは、誰もが知っています。
ところが、任意保険は車ほど加入している人が多くありません。
自賠責保険は強制だから仕方なく加入しているけれど、任意ならお金を払ってまで加入したくないという人が多いからでしょう。
しかし、自賠責保険だけではいざというとき十分な補償が得られない可能性があります。
重症化しやすいバイク事故ですから、万一に備えて任意保険にも加入しておきたいところです。

そこで気になるのが、任意保険の保険料ではないでしょうか?
もちろん一概にいくらと具体的な金額を言えるわけではありません。
保険会社によっても違えば、加入者の年齢や等級、バイクの排気量などによって変わってくるからです。

それでもあえてバイクの任意保険の相場を挙げるなら、28,000~29,000円となるでしょう。
これは、2021年度の「自動車保険の概況」(損害保険料算出機構)に掲載されているデータから算出したおおよその平均相場です。

排気量によって変わる保険料

バイクに限りませんが、任意保険の保険料は補償内容によって変わります。
チューリッヒ保険会社の保険商品を参考に、排気量別のおおよその保険料を見てみましょう。

まずは原付からです。
50ccの原付一種の場合、40歳、16等級の加入者の場合、年間10,450円になります。
125ccクラスの原付二種では、30歳の新規6等級の加入者の場合、年間16,720円です。

250ccクラスになると、40歳の新規6等級の加入者で、年間およそ19,700円になります。
400ccクラスは、45歳の新規6等級の加入者で年間18,220円です。
950ccのカワサキZ900RSに乗る50歳、20等級の加入者では、年間保険料が12,050円となっています。

保険料に影響を与える要素

バイクの排気量だけが保険料を決めるわけではなく、ほかにもさまざまな要素が保険料の金額を決めています。
まず年齢が及ぼす影響は大きく、バイクは16歳と車より若く免許が取得できるものの、10代の若年層の事故が大きいことも否定できません。
そのため、加入者が21歳未満の場合、相場より保険料は高くなります。
運転免許証の色も保険料を決める要素で、一定期間無事故無違反を表すゴールド免許の場合、ほかの色よりも安くなります。

地域によっても保険料が変わることをご存じでしょうか。
地域が違えば交通量や道路状況なども違うので、事故の多さを鑑みて保険料を変えている保険会社もあるのです。
それと同じ理由で、走行距離でも保険料が変わることがあります。
もちろんあまり走らない人ほど安くなる仕組みです。

加えて、バイクの使用目的によっても保険料が変わります。
通勤通学、業務、レジャーのうち、業務に使用する場合が保険料は最も高いです。

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