バイクのミラーが折れたor曲がった場合の対処法

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バイクのミラーが折れてしまったときの応急手当

バイクには必ず安全確認のためのミラーが設置されています。
50ccバイクでは製造時期によって右側片方だけのミラーのモデルもありますが、基本的にはすべてのバイクで左右二箇所に設置することとなっています。

ちなみに道路運送車両の保安基準の細目によると、サイドミラーの設置基準として「左右外側線上後方50mまでの間」について交通状況を確認できるようになっているものというふうに定められています。

解釈の仕方によっては「左右二箇所につけること」というふうに明確に定められているわけではないので、安全さえ確保することができれば必ずしも設置しなくてもよいのではないかと思うところですが実際には左右いずれかのミラーがない状態で道路を通行していると交通検問では取締の対象となります。

その場合は整備不良車ということで6000~7000円の反則金とともに2点減点が課せられます。
ただ整備不良の場合見つかったらすぐにその場で切符を来られるというわけではなく、まず最初に指導を受けて15日以内に修繕をすればそのまま罰則なしで走行をすることができるようになります。

しかしだからといって見つかったら「さっき壊れた」と言えばいいわけになるとばかりに公道を走行しているというのは褒められた行為ではなく、運転者自身が危険な状態になってしまいます。

バイクのミラーは左右に突き出た構造をしていることから立ちゴケや横からの接触により折れてしまう場合があります。
ミラーが折れてしまった場合の応急処置方法としては、ガムテープなどにより補強をしたりABS樹脂の接着剤を使うことにより使用を続けることができます。

しかしいずれの場合も一旦折れてしまったミラーは強度に不安がありますので、次にちょっとした衝撃があっただけで簡単に折れてしまいます。
あくまでも応急処置は応急処置なので、早目に新しいミラーと交換するようにしましょう。

曲がった場合の対処法

バイクのミラーは転倒の危険を想定してあらかじめかなり丈夫に作られています。
一度倒れてしまっただけで簡単にポッキリ折れるということはあまりなく、ほとんどの場合は軽い変形くらいですみます。

変形をしてしまったミラーは同じように力を加えることで元通りの角度にすることができますが、素手で捻じ曲げるというのは普通の腕力では不可能です。

曲がったミラーを直すための工具としてはナットを緩めるレンチ類を用意します。
バイクのミラーはほとんどの車種でロックナットにより締め付けがされているので、角度を調整するためには根本部分についているナットを緩めて角度をつけてから再び締め直しをします。

ミラーはハンドルへの設置部分とレバーとミラーとの接続部分で角度を調節できるようになっているので、日常のメンテナンスで角度の確認をしていくようにしましょう。

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